さて、うさぎの知っているようで知らない生態、その二です。
これは結構有名だと思うので、知っている方は多いかも知れません。
実はうさぎ、自分の糞を食べてしまいます。
食糞と言って、うさぎの生態としてはよく知られたものです。
これは別に、異常行動というわけではなく、野生時代に必要だった習性の名残だと言われています。
うさぎは草食動物で、野生のうさぎは地面に生えている葉を食べます。
しかし、他にも餌としている動物が多く、身体も小さく競争相手に対抗する術を持たないうさぎは、できるだけ餌を多く食べるために、普通は食べないような硬い葉や茎まで食べるようにしました。
その進化の途上で、うさぎの大腸にはセルロースを分解する菌が繁殖したんです。
うさぎの小腸では消化しきれなかった硬い葉や茎は、大腸で菌によって分解され、栄養を持ったまま糞として体外に排出されます。
うさぎの糞は、うさぎにとって貴重な栄養源なんです。
正確には糞ではなくて、分解されたセルロースを摂取しているんですね。
この食糞の習性については、おそらくうさぎ専門店で一番に教えられると思います。
知らないまま見るとびっくりしてしまうかも知れませんが、まったく問題のない行動なのでご安心を。
ただ、市販の餌はうさぎの小腸で消化可能なので、食糞しなくても平気なのに……。